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インド教育支援の新事業
India NEW Project

2008年に開始した、無償初等教育支援。当校を卒業した子どもたちは、公立の中学校へ進学していますが、家庭の経済状況が理由で、その後の中等部以上の進学が不可能な家庭が多いです。中等部を卒業しても、根強く残るカースト制度を飛び越え、自由な職業選択はほとんど不可能と言えます。教育を受けられなかったために、家業よりも収入の安定した職業や、自身の夢を叶えることを諦め、貧困層は貧困のまま世代を引き継いでいきます。

この問題を解決出来るように、進学・就職斡旋の支援という形で、今後は、誰でも通えるコーチングスクール(塾)の開校と、中等部、高等部、大学までの進学にかかる費用の支援や、子どもが働かなくては生活が出来ない家庭への生活費支援をします。子どもたちは進学を経て、自分の選んだ仕事に就けるように、就職斡旋のサポートもし、自身の将来選択を自由に出来ること、家庭の収入向上も目的とします。更に今後は、企業への就職や、自身での起業、専門的な技術を活かした職など、自分の夢見た職業に就くという選択肢は無いまま、家業を継ぎ、その世襲が後世に続くことの脱却策として、中等部、高等教育や大学、就業までをサポート出来る支援を実施し、子どもたちが自由な職業選択が出来るようにしたいと思います。

予定としているコーチングスクール(塾)では、オンザロードが活動中の初等教育と、中等部から高等部までの子どもたちの必須科目の補填授業。IT大国と言われているインドでは、多くの学校が必修授業としているパソコン授業。その他、子どもたちの希望に合わせて、希望人数が多いものに関しては、当スクールでクラスを開校し、少ないものに関しては、専門のスクールへ通わせる一連(交通費・学費など)の支援を行います。一人でも多くの子どもが決められた将来ではなく、自身で将来選択を出来るようにするために、教育のスタート地点である初等教育とコーチングスクールでの教育支援をしていきたいと考えています。

富裕層との就学の差から、経済格差が今後は今よりも広がるであろうと言われているインド。カースト制度や貧困から抜け出すには大学進学・卒業することで、ようやく自由な職業の選択が可能になります。しかしながら大卒までが可能な低カースト層、貧困家庭はほぼいません。誰にでも平等に学ぶ権利がある世界で、現状は、格差社会・貧困層の子どもたちは、あまりにも遠い状況にいます。
率先してソーシャルワークが実行出来る現地の人間が少ないため、貧困環境を改善させるには、私たち先進国の貢献が必要であると考えます。

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